天ヶ瀬ダム


          天ヶ瀬ダム再開発事業見学会

 平成25年より洪水調節機能の向上、水道用水の確保、発電能力の増強を目的に再開発事業が行われています。
 再開発事業では、既設のダムに放流設備を増設することでダムが有する治水や利水の機能を高めるため、トンネル放流設備を建設しています(完成は平成30年の予定)。

平成28年 2月15日(月) 、2月25日(木)
集合時間 午前9時00分
集合場所 宇治川左岸 天ヶ瀬吊り橋際
行 程 天ヶ瀬ダム周辺

参加者
 会員 37名  (
15日 20名、25日 17名)

              掲載の一部で、見学会時に配布して頂きました説明資料から抜粋・引用
                     「天ヶ瀬ダム再開発事業 近畿地方整備局、琵琶湖河川事務所より」

冷え切った早朝に集まる会員
宇治川吊橋
集合場所 宇治川左岸吊り橋付近
宇治川吊橋左岸
工事現場へ入るために、慣れないヘルメットを着け会う
ヘルメット着用
なんだかヘルメットが気になりつつ、再開発工事現場へ
工事現場へ
管理支所の横で、天ヶ瀬ダムについてと再開発事業の説明を受ける
再開発事業の説明
再開発事業の概要 (トンネル式放流設備)
天ヶ瀬ダム再開発事業
天ヶ瀬ダムのトンネル式放流設備は、次の5つの設備で構成されています。
  (全長 617m、最大トンネル径:幅 23m、高さ 26mで、日本最大級のトンネルです)
   洪水調節時の放流量を 840㎥/S ⇒ 1,140㎥/Sに増強
流 入 部  トンネル式放流設備の入口。
         緊急時や修理に放流を遮断する「修理用ゲート」を設置しています。
導 入 部  流水を下流に導くトンネル。
         内径10.3mkの大規模円形トンネルです。

ゲート室部  放流量を調節するゲートがある施設。
         「主ゲート」と「副ゲート」を各2門設置しています。
減勢池部    放流水の勢いを緩めるための施設。
         周辺環境に配慮し、トンネル内部に配置しています。
吐 口 部  トンネル式放流設備の出口です。

  既設ダム脇にトンネル式放流設備を増設するのは鹿野川ダム(愛媛県)に次いで2例目

トンネル式放流設備
天ヶ瀬ダムの放流ゲイトや機能についての説明
(天ヶ瀬ダム : 昭和28年台風13号の被害を受け、昭和34年に着工、昭和39年完成)
堀内美喜雄
天ヶ瀬ダムから見た、関電発電所、工事中の白虹橋、旧志津川発電所(レンガ造り)
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主ゲート部立抗工事現場へ
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主ゲート立抗地上部、黄色の手摺付きの階段がエレベーター乗降タワー
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立抗をのぞいて、その大きさと深さに驚き!!
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主ゲート立抗底部(直径23m、深さ地上より約50m)
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生コンの抜き取り強度試験、生コンの崩れ高さが範囲内か、空気の含有量等
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工事現場の花形、生コン車が盛んに出入り
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次の工事現場へ移動
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トンネル式放流設備の減勢池部の工事現場
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普段見たことがない巨大重機のホイールローダ
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トンネル式放流設備の減勢池部トンネル内部
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    化粧木 : 安全のシンボルとして、殆どのトンネル工事現場で飾られている
           トンネルには女神様がいると信じられていた。
        神聖な区域の入口で、神社の鳥居を模した物

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機械や発破で掘削後に吹付けコンクリートを施し、ロックボルトを挿入し固めて行く(NATM工法)
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      減勢池部

減勢池部の出口になる
白虹橋(はっこうばし)上部工架設工事
白虹橋工事現場
      白虹橋が放流設備の吐口部に重なる為の付替え工事
    写真の下の方が現在車が往来している白虹橋(工事中の橋が完成後撤去)
       白虹橋の移動
自碇式PC吊床版橋についての説明
白虹橋工事説明
自碇式PC吊床版橋は14本のケーブルで吊られ、
      ケーブルに全てが乗っかている状態の橋(全国で5例目)
               (ケーブル1本が500tの荷重に耐える。大型車両も通行可となる)
白虹橋製作中
下へ湾曲した形の橋、中央部での橋げたの高さは3.5mとスレンダーな形となります。
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白虹橋工事
3本の黒いケーブルが見えています。これが14本で橋全体を吊るとのことです。
白虹橋ケーブル
世界遺産や景観を考慮し、美しい橋として甦ります。
白虹橋完成図
普段には中々訪れることが出来ない工事現場を間近で見学させていただき、日本の土木技術の高さと凄さに感じ入りました。
ご案内、ご説明下くださいました皆様、開発事業工事現場、白虹橋上部工架設工事現場のみなさま、お忙しい中、どうも有難うご座いました。
残りの工事の安全と無事の完成をお祈り申し上げます。


  
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